こんにちは!広島県を中心に住まいに関する事業を幅広く展開している総合不動産企業「Sunsハウジング」です。

今回は、間もなく申請終了を迎える住宅省エネ2025キャンペーン「子育てグリーン住宅支援事業」について取り上げます。
GX志向型住宅はすでに予算上限に達したため申請受け付けを終了していますが、それ以外の新築分譲住宅(建売住宅)なら、まだ間に合う可能性が高いですよ!
そこで、これから補助金を利用してマイホームを購入したい方が、押さえておくべきポイントや注意点をまとめました。
「子育てグリーン住宅支援事業」は、省エネリフォームも対象ですが、ここでは新築住宅の購入に絞ってお話しします。
まずは事業の内容について、簡単におさらいしましょう♪
「子育てグリーン住宅支援事業」とは?
●事業の概要
子育て世帯や若者夫婦世帯がグリーン住宅支援事業者と契約を締結して、長期優良住宅・ZEH水準住宅を購入・新築する場合、補助金が支給される制度です。
GX志向型住宅を購入する場合は、すべての世帯が対象となりますが、こちらについては予算枠上限に達したため、すでに申請を締め切りました。
●子育て世帯、若者夫婦世帯とは?
子育て世帯…18歳未満の子どもがいる世帯
若者夫婦世帯…申請時点において夫婦であり、夫婦のいずれかが39歳以下の世帯。
●それぞれの補助額は?
住宅の省エネ性能によって、補助金額が異なります。
GX志向型住宅、長期優良住宅、ZEH水準住宅の各要件については、子育てグリーン住宅の公式サイトをご覧ください。
※Sunsハウジングで分譲中の住宅が、それぞれいずれの補助対象に該当するかは、
電話またはメールにてお気軽にお問合せを!

これから申請する場合の注意点は?
●締め切りに要注意!
新築住宅の交付申請や完了報告の申請は下記の通りです。
すでにGX志向型住宅の枠が埋まっていることからも分かるように、予算上限に達し次第締め切りとなるため、注意しましょう。

●注文住宅はもう間に合わないの?
2025年10月9日現在、新築分譲住宅、注文住宅ともに交付申請を受け付け中です。
ただし交付申請を行えるのは基礎工事の完了以降。もし、この条件を満たせない場合は、2026年1月31日までに一定以上の出来高の工事が完了していることを報告する必要があります。注文住宅はプラン決定や地盤調査などを経て着工するため、これから土地を探す方や、住まいを検討する方が支援事業を利用するのは、かなりハードルが高いと言えるでしょう。
一方、分譲住宅(建売住宅)については、現在建築中の物件でも、上記の要件を満たせる可能性があります。とは言え、締め切りが迫っていることには変わりありません。予算上限に達する恐れがあることも意識して、家探しを進めましょう。
最後に、「子育てグリーン住宅支援事業」と同じく、現行の制度での控除利用の締め切りが迫っている「住宅ローン減税」についても少し触れておきます。
下の表は、現行の住宅ローン減税の概要です。2026年以降の税制は未定となっており、子育て世帯の優遇が継続されるかどうかも不明です。
現行の制度で減税の恩恵を受けたい方は、2025年12月31日までに入居(引き渡し)を完了する必要があります。

出典:国土交通省「住宅ローン減税」
こちらは、申請ではなく入居の締め切りが年末なのでお間違えなく!

